Oh No, Not my Baby

 最初の投稿は昨日からヘビロテで頭から離れなくなってしまった曲について。それは“Oh No, Not my Baby”。でもShe & Himのバージョン。普段洋楽はメロディを主に聴いてて、歌詞はあんまり気にしていないのだけど、たまには英語の勉強もしなきゃということで辞書を引きつつ、ネットで調べつつ歌詞をチェックしてみた。すると、「恋人が浮気しているという噂を聞いたけど、あなたのことは信じてる」、という何とも切ないメッセージ。

 この曲を書いたのはジェリー・ゴフィンとキャロル・キングという、音楽家コンビでありながら夫婦でもあった2人。マンハッタンにブリル・ビルディングという建物があるらしいのだけど、ここには1950年代から60年代にかけて多くの音楽事務所が入居しており、ヒット曲が次々と生み出されていたという。グーグルの口コミには「音楽史の中心的存在」などと書いてある。ジェリーとキャロルもここで仕事をしていた名ライターだった。ニューヨークは行ったことはないけれど、タイムズスクエアの近くみたいだし、行く機会があったら見てみたいと思う。ちなみに2人はのちに離婚しちゃったみたい。

 さてさて、She & Himだが、これはM・フォードとズーイー・デシャネルの2人組音楽グループ。どこかレトロなメロディの曲を出すこのグループだが、事実、50年代から60年代にかけてのヒット曲、いわゆるオールディとかいうやつを多数カバーしている。”Oh No, Not my Baby”もそのうちの1曲。とまあ、書いてみたが、大事なことはただ一つ。ズーイーがかわいい。超かわいい。40歳とか信じられない。僕がズーイーを初めて知ったのは”(500) Days of Summer”だった。これは何だかよくわからないインディーズ映画だけど、ツタヤに行くとだいたいいつも貸出中だからかなり人気があるのだろう。新作でもないし、金曜ロードショーで放送されたわけじゃないのに貸出中なんて、これはタダモノではない。たまに観返したくなる。そういえばズーイーはこの映画の中で”Sugar Town”も歌っていた。オリジナルを歌っていたのはナンシー・シナトラ。ピンと来た方もいるだろう。そう、フランク・シナトラの娘である。